支出の最適化とミニマリズム

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 前回の記事で資産形成するにあたり必要な事として、「支出の最適化」をあげさせていただきました。

jimibanker.hatenablog.com

 

 「支出の最適化」とはつまり、自身が適切と思える箇所にはお金を十分に使い、不必要なものには使わない。その取捨選択を極めること。

 

この思考を極めたものが、ミニマリスト的考え方だと思います。

 

ミニマリストとは

ミニマリスト」、この言葉については今や殆どの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

関連する書籍も数多く出版されており、Webメディア等でもミニマリストを題材にしたものをよく目にします。

 

また、最近ブログやSNS等で、この考えを発信する人も多くなり、インフルエンサーの影響からも広く浸透してきた考え方であると思います。

 

 他にも似たような言葉に「シンプリスト」等もあり、明確な定義は難しいかと思いますがコトバンク記載の解説は以下

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。

 

 人によって認識に多少の違いはあるものの、共通して言えるのは「物をできるだけ減らし、必要最小限のもので暮らす」ということです。

 

そして地味もこのミニマリスト的思考に殆ど全面的に賛同しています。

 

地味がミニマリスト的思考に至ったきっかけ

ですが私は元々物を多く所有していた、ミニマリストとは正反対のいわゆる「マキシマリスト」でした。

 

その為、部屋はいつも散らかり放題。机は書類の山で見えないほどでした。

 

親に片付けを命じられても「俺は逆に散らかっている方が落ち着くんや」と言う始末でした(笑)

 

しかしその考えは徐々に変わっていきました。

 

私の過去の話になりますが、父がいわゆる転勤族で小さい頃に何度も引っ越しを経験しました。

 

そのたびに大変な労力を費やすのですが、当時はそういうものなんだ、仕方ないとしか思っていませんでした。

 

そして私は大学に進学し一人暮らしを始めるのですが、一人暮らしが終わり実家に戻る際の引っ越しは、一人分の荷物ということで、過去に家族単位で経験した引っ越しより遥かに楽なものでした。

 

そこで単純にこう思いました。

「あれ、物をできる限り少なくできれば引っ越しめっちゃ楽だったんじゃね?」

 

そこでハッとした私は、物が多いことによる負担を考えるようになりました。

 

一旦考え出すと、物が多いことがどれだけ負担になっていたか、どれだけ無駄に物を所有していたかがどんどん浮き彫りになっていきました。

 

そして

  • 引っ越し大変→物が少なければ運ぶものが少なく楽
  • 部屋が散らかる→物自体少なくすればそもそも散らからない、片付けの時間短縮
  • 探し物が多い→物を少なくすれば、管理が行き届き、探し物が減る
  • 浪費が多い→物を減らし身の回りの物を洗練する為、出費が少ない

といった具合に物を減らすメリットが次々思い付くようになりました。

 

このように思考が転換してからは、「マキシマリスト」→「ミニマリスト」への転向は早かったですね。

 

ちなみに私が「ミニマリスト」という言葉を知ったのはその後でした。

 

ミニマリストを知ってから思考が変わったのではなくて、ミニマリストに近い考えに偶然辿り着き、その後にミニマリスト的思考を知る。

 その為、「うんうんそうだよなー。」と自分が至った考え方の答え合わせのような感覚でスッと腑に落ちる感覚がありました。

 

以上が私がミニマリズムを考えるに至った経緯です。

 

ミニマリストとFIREが相性最高な理由

そしてこの思考は現在FIREを目指す上でもとても役に立つものであると思っています。

 

効率的に資産を形成するにあたり大切なことは「収入-支出」の最大化だということは前回の記事にも書いた通りです。

 

ミニマリスト的思考はこの「支出」を減らすうえで効果を発揮します。

 

基本的に自分が本当に必要と思う最低限のものだけを身の回りに置きますから、無駄で不必要な買い物は自然と減ります。

 

そして、これは物が買えなくて辛いのではなくて、無駄なものは必要ない、「本当に必要なものだけに囲まれている生活が心地良い」と感じているのです。

 

我慢して支出を減らす行為はとてもストレスを感じるものです。

しかしこのミニマリスト的思考を身に着けると、節約=我慢ではなく、ミニマリスト的思考に基づいて心地良く生活していることが結果節約に繋がっていることになるのです。

 

でも、物質主義においては物を買わないのは寂しい、貧乏くさい等々批判的な意見もあるかと思います。

 

しかしこれは違っています。

 

身の回りに残したいと思った物については、徹底的に洗練した、いわゆる精鋭達です。

その為、その基準を満たすものであれば、例え価格が高いものでも惜しみなく投入することを厭わないのです。

 

低価格で低品質の物より高価格だが高品質で長く使える物を選択するようになります。

 

低価格低品質で満足いかず、何度も買い替えるより、高価格高品質の物を長く使う方が購入時、所有時共に満足感は何倍も大きく、結果的にコストパフォーマンスは良くなると私は思います。

 

これが私の考える

支出の最適化 自身が適切と思える箇所にはお金を十分に使い、不必要なものには使わない。その取捨選択を極めること

 

に繋がっていきます。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

ミニマリスト的思考はFIREを目指す上でとても相性が良いことが分かったかと思います。

 

また、この考え方に基づいて生活すると必然的に生活費も下がる為、その分FIRE達成に必要な資産額を少なくすることが可能となります。

 

脱物質主義の流れを感じる昨今です。FIREを目指されている方はもちろん、それ以外の方にもメリットが多い考え方だと思いますので、是非みなさん参考にしてみてください。

 

       ーアーリーリタイアまであと5950日ー

夫婦でアーリーリタイアを目指すうえで大切なこと

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結婚すると、独身時と比較して家計の管理方法に色んなパターンができます。地味も昨年結婚しており、現在夫婦二人暮らしです。

 

今回は「夫婦でアーリーリタイアを目指すうえで大切なこと」を考えてみました。

 

家計の管理を共有する

「夫婦別財布」と「夫婦共有財布」

夫婦別財布

こちらは夫婦それぞれで自分のお金を管理するパターンです。

 

共働きの場合だと、お互いに自分の収入を自由に使いたいと思う傾向があり、特に高収入の世帯に顕著かと思います。

 

こちらのメリットとしては、パートナーに自分の稼いだお金を干渉されない為、金銭的な束縛を感じなくて済むということがあります。

 

しかし最大のデメリットとして、全体としての貯蓄がたまりにくいことがあります。

 

貯蓄を各自の裁量に任せることになる為、よほどの倹約家でない限り浪費に多くまわしてしまいがちです。相手がためているだろうと思い込んでしまうこともあるでしょう。

 

そして最悪のケースでは、貯蓄どころかパートナーに隠れて借金をしていた・・なんていうこともあります。

 

実際に仕事の融資相談で色んなケースを見てきましたが、「相手が貯めていると思っていたら、逆に借金まであり、家計は教育費も払えない切羽詰まった状況であった」というケースは珍しくないです。

 

また、全体の資産が不透明であり、まとまった支出(教育費や住宅費等)に備えることも難しいという面もあります。

 

 まとめると

メリット

  • 自分で自分のお金を自由に使える
  • 金銭的な束縛を感じない
  • 貯蓄額も自由に設定できる(デメリットにもなり得る)

 デメリット

  • 家計全体の貯蓄がたまりにくい傾向がある
  • 家計の資産が不透明になる
  • 教育費、住宅費等まとまった出費に対応しづらい
  • 借金があってもわかりづらい

となります。

 
夫婦共有財布

こちらは夫婦で共通の財布を管理する為、家計が透明化します。家計収支のバランスをみて貯蓄額を設定できる為、全体的な貯蓄を増やしていきやすいです。

 

デメリットとしては、個人で自由にお金を使えない為、金銭的な束縛があるということです。多くはお小遣いという形で自由に使える分支給する形にしていると思いますが、金額の不満が出やすいでしょう。

 

まとめると

メリット

  • 家計が透明化する
  • 家計収支が把握できる為、家計全体の貯蓄がたまりやすい

デメリット

  • 自分で自分のお金を自由に使えない
  • 金銭的な束縛を感じやすい

 となります。

 

地味の家計管理は?

「夫婦別財布」と「夫婦共有財布」のメリット・デメリットを見てきましたが、地味はどうしているのかというと、この中間のようなイメージです。

どういうことかというと

  1. 夫婦でお互いに決まった額を拠出する。(例として15万ずつ)
  2. その金額(計30万)の一定額で生活費を賄い、一定額(10万)を貯蓄。
  3. 最初に拠出して残った分はそれぞれ自由に使う(余った分は貯蓄)

このようにしています。

 

このやり方にすると、家計を透明化でき、毎月きちんと一定額を貯蓄にまわすことができます。

 

また金銭的な束縛を感じにくいと思います。

 

小遣い制と何が違うの?と思われるかもしれませんが、最初に決まった額をさえ拠出すれば、残りは自由に使える方が、精神的にお金を自由にできている感覚になります。

 

拠出額については収入の差がある場合、よく話し合って設定しましょう。

 

 夫婦の価値観を共有する

結婚しパートナーがいる場合、一人の力でFIRE達成は難しいと思います。

 

FIREを目指したいことをパートナーにしっかりと伝え、価値観を共有することが一番大切です。

 

私の場合も、FIREを目指そうと思ってからすぐ妻にそのことを話しました。

 

少しでも早く仕事をリタイアし、ゆっくり二人で過ごしたいと。その為には現時点からある程度多くの貯蓄をする必要があり、貯蓄の一部はリスク資産(投資)に振り分ける必要もあると。

 

妻も銀行員であり一般的な方より金融リテラシーは高いです。ただ私より安全志向が強く、元本割れするリスクがあるものより、貯金で資産形成したいという気持ちが強かったです。

 

私としても当然そのような妻の意見も尊重したかったので、話し合った結果、一定の貯金額(現金での資産)を確保するまでは、貯金をメインとし、それが確保できたら以降は投資に割り振っていこうということで折り合いがつきました。

 

投資の効率だけを考えれば、今から投資に資金を回す方が賢い選択かもしれません。

しかし、それより大切なのは夫婦で納得し、無理なく続けていける資産形成です。

 

投資への知識がつくと、つい効率のみを追い求めてしまいがちですが、何の為にアーリーリタイアをしたいのか?本当に大切なものは何?と大儀を忘れないことが大切です。

 

私の場合は幸い妻も価値観を理解してくれ、現在FIRE達成は共通の目標にもなっています。

 

このように、お互いの価値観すり合わせがうまくできれば、お互い協力できる関係が生まれ、目標達成がより強固になるのではないかと思います。

 

是非みなさんもパートナーと話し合うことを大切にしてみてください。

 

       ーアーリーリタイアまであと5963日ー

7000万円の資産どうやって形成する?

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さて、以前の記事で私がFIRE達成の為、目標とする資産額は7000万円と設定しました。

jimibanker.hatenablog.com

 

今回はその目標を達成する為に必要なことは何かを考えたいと思います。

個人的にはとてもシンプルですが以下の2つに集約されると思っています。

  1. 可能な限り支出を減らす
  2. 資産を運用する

 

ではそれぞれについて、具体的に考察していきます。

 

可能な限り支出を減らす

 資産形成するにあたり当然のことですが、「収入-支出」分が貯蓄となり蓄積されていきます。

よって「収入-支出」を最大化できればその分早く目標達成に近づくわけですね。

 

これはいわゆる「節約」ですが、より適切な言葉として「支出の最適化」と言い換えたいと思います。

 

この言葉は、私がFIRE達成のモデルケースの一つとして参考にしている「三菱サラリーマン」こと穂高さんが提唱しているのですが、私的に考えるイメージとしても、とてもしっくりきた為、積極的に使わせていただきたいと思います(笑)。頭の良い方は上手に言語化しますね。

 

「支出の最適化」とはつまり、自身が適切と思える箇所にはお金を十分に使い、不必要なものには使わない。その取捨選択を極めること、という風に私は捉えています。

 

お金の使い方を洗練させるイメージですね。

 

「節約」と聞くと、なんでもかんでも買い控える、当然高級品を買うことは論外といったイメージがあると思います。

 

しかし、「支出の最適化」では、例え高級品であったとしても、自分がそこに金銭を払う価値があると判断した場合には、惜しまずに投資することも有り得るという認識です。

 

私は「安物買いの銭失い」がとても嫌いです笑。ものによっては積極的に費用を割くべきだと思っています。

 

そんなことで支出が減らせるの?と思われるかもしれませんが、無駄な部分にかける支出を減らし、その分適切な箇所に充当すれば、十分満足な消費ができると思います。

 

これについては、今後別の記事で深掘りしたいと思っています。

 

資産を運用する

 私が45歳までの17年間で純粋に貯金だけで7000万円ためるとなると年間約411万円貯金する必要があります。月に換算すると34万円です。

 

どうでしょう・・?よほどの高収入でない限り難しい貯金額ですよね。

 

では資産運用して、一定の利回りを確保できた場合はどうでしょうか?

楽天証券のシミュレーションを使い試算してみました。

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上記の通り毎月必要な積立額にかなりの差ができるのが分かると思います。

利回り8%の計算では、運用収益が3692万にも及びます。

 

また、これは複利計算となっており、運用期間が長期であるほどその効果を享受できます。

 

もちろん投資においては、期待されるリターンと同程度のリスクを受け入れる必要はあります。

しかし、短期間でFIREを目指す為には、投資という考えは必須と言えそうです。

 

最後に

まとめると

  1. 支出を最適化し、「収入-支出」を可能な限り最大化する
  2. 1で生み出したマネーで資産運用を行い、資産を増やしていく。

以上となります。

 

今回の内容に関しては、何を当たり前のことをと思われた方も多いかもしれません。

 

しかしFIRE達成の肝は、この基本をどれだけ愚直に遂行し継続できるかにかかっていると考えますので、あえて記事にさせていただきました。

 

ややもすれば、目先の細かい投資法やテクニックに目を向けがちですが、シンプルに突き詰めるとこの2つの基本に収斂するということを忘れないようにしたいと思います。

 

じゃあ「支出の最適化」って具体的に何をするの?資産運用は何で行うの(株?FX?不動産投資?)等の具体的な戦略ついては今後記事にしていきたいと思います。

 

 

PS.今まで少し文字が小さく読みにくかったかなと思い、全体的に若干サイズを大きくしてみたのですが、いかがでしょうか?

スマホからの閲覧には反映できていない為、今後変更したいと思います。

       

         ーアーリーリタイアまであと5964日ー

ブログ開設して1ヵ月経過しました(PV数は?読者数は?)

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今日でブログを開設して早1ヵ月となります。

 

自身の忘備録を兼ねて開設したブログですが、1ヵ月経過しての感想や、反響?をお伝えできればと思います。

 

後半に地味がブログを開設した理由、想いを記載しておりますので、是非最後までご覧いただけると幸いです。

 

投稿記事数

1ヵ月で投稿した記事数は、本日の投稿を含め10記事となりました。

大体土日に1記事ずつ書くというスタイルが定着していきましたね。

 

本当は毎日投稿できればと思っているのですが、如何せん文章力に秀出しているわけでもなく、1記事書くのにかなりの時間がかかってしまっています・・

 

1記事大体1000文字以上にはなっているかと思うのですが、1000文字を書く労力と、情報量の差にはイメージよりギャップがありました。

つまり1000文字書くのにはそれなりの労力を費やすが、読む側から見れば、物足りない文章量に思えるということです。

 

しかし、長い文章であればみなさんに読んでいただけるのかといえば、必ずしも比例するところではないと思いますので、あまり文字数には拘らず、自身が伝えたい事をきちんと書けるように努力したいと思います。

 

PV数、読者数

 

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  • 合計PV数・・・・1382PV
  • 読者数・・・・・・90名

となりました。

 

この数字が多いのか少ないのかは客観的には全く分からないのですが、個人的には予想していた以上に多くの方に見ていただけたという感想です。

 

当初は一桁くらいしか見られない、陸の孤島になるのだろうと思っていたので、良い意味で予想は裏切られました。

 

投稿する度に、読者登録いただける方、スターをいただける方、コメントいただける方が増えていますので、モチベーションに繋がっています。

 

時間の関係で、随時にはなっていますが、上記の方でブログをされている方であれば、覗かせていただいたりしています。

 

どこからアクセスがあるのか

 

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 はてなブログの基本機能であるアクセス解析を見ると

ツイッターブログ村はてな関係より来訪いただいているみたいです。

 

グーグルやヤフーからの検索は今のところ少ないみたいですね。

これは詳しくないのですが、SEOの話や、認知まで時間がかかるということもあるのでしょうか。

でもそもそも始めたばかりのブログが検索で引っかかることは当然ないですよね(笑)

 

ブログ村ランキング参加

ブログ開設して途中から、ブログ村ランキング」というものに参加しています。

私は「投資でセミリタイア生活」というジャンルで参加させていただいています。

 

最近記事下にブログ村のバナーを貼らせていただいていますが

それをクリックいただけるとポイントが貯まり、ランキング順位に反映するといったものです。

 

現在INポイント(バナークリック)順では2位となっているようです。

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やはりどうせ投稿するなら少しでも多くの方に見ていただける方が継続の励みになります。

 

記事をお読みくださった方でもし参考になった、面白かったと思っていただいた方は大変恐縮ですがバナークリックいただけると嬉しいです。

 

広告について

当ブログにはご周知の通り、広告等は一切載せておりません。

今後も当面は広告を掲載する予定はありません。

 

しかしブログを継続するには、はてなブログPro(有料版)に加入している為、月千円程度の費用がかかっております。

 

その為、その費用分くらい回収したいという思いも少なからずあることから、もし今後当ブログを見ていただける方が増えていきましたら、検討の余地はあると思っています。

 

地味がブログを始めた理由、伝えたい想い

当ブログのタイトルにもあるようにアーリーリタイア(FIRE)という考えに出会い、それを是が非でも達成したいと思うようになったことが由来します。

 

私は結構仕事が苦手で、仕事内容、人間関係、顧客との付き合いに疲れ、毎朝仕事場に行くのが辛くて辛くてたまりませんでした。

休みの日も月曜から始まる仕事のことを考えると、憂鬱で心から楽しめないことが多かった。夜も仕事が気になって熟睡できません。

 

こんな生活が定年まであと30年以上続くのかと考えぞっとする毎日を過ごしていました。

 

でも生きるためには働いてお給料をもらうしかない

 

でも有限の人生の中で、後悔なきよう生きたい                  でも自分の好きなことをやれる人生にしたい
でも死ぬまでに親孝行をたくさんしたい
でもパートナーをもっと大切にし、笑いあえる時間を過ごしたい

 

このような想いに正直でありたいと思いました。

 

そんな中三菱サラリーマンさん等、若くしてFIREを達成している方がいらっしゃることを知り、「定年まで勤めあげるのが当たり前の人生」という価値観を壊してくれました。

 

私が20代でそのことに気付けたのは幸福でした。

 

世の中には仕事が好きでやりがいを感じておられる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

しかしそれ以上に私のように仕事が人生の足枷になっている人もたくさんいると思います。仕事が原因で過労死や自殺してしまった方がいらっしゃるのがその証拠です。

 

そういう方に当ブログでリタイアに向かっている姿を発信し

少しでも勇気を与えたい。

こういう生き方があるんだと、気持ち楽になっていただきたい。

自分にもできるんだと思ってもらいたい。

 

これが当ブログの意義として一番大切にしたいと思っていることです。

 

その為には見本となる地味が是が非でもFIRE達成しなければなりません。

ある意味自分を奮い立たせる理由付けにもなっています。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

全くの無知からブログを始め、1ヵ月経過しましたが感想を一言でいうと

「ブログを始めてよかったな」

と思います。

 

ブログは自分の考えを発信するには最適なツールだと思いますし、少なからず読者に影響を与えることができる力もあると思います。

 

今後も皆様に面白いと思っていただける内容を発信し、FIREに向かって走っていきますので、何卒よろしくお願いします。

 

         ーアーリーリタイアまであと5970日ー

 

今年の「ふるさと納税」

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今年も「ふるさと納税」の手続きを行いました。

 

ふるさと納税」については、最早説明の必要はないかもしれませんが、実質二千円の自己負担で自治体からの返礼品をお得にいただける制度です。

 

私は「さとふる」というサイトを利用しました。

www.satofull.jp

 

他にも「ふるさと納税」のサイトは様々あり

 サイトによってキャンペーンや特典が違ってきます。

 

私はサイト選びについてはあまり吟味しなかったので、次年度以降はこのあたりもよく調べた上で行いたいと思います。

 

いくらまで寄付できるか

実質の自己負担額が二千円で済む寄付金額はその方の「年収」、「すでに受けている税金控除」等の条件によって変わってきますので、まずはサイトの「控除額シミューレーション」を活用し、自分の控除上限額を調べてみてください。

 

ちなみに地味の控除上限額は約5万円でした!(年収が逆算されますね・・笑)

 

あとは返礼品を見ながら、控除上限額以内で寄付する自治体を選んでいくだけです。

 

地味が選んだ返礼品

ちなみに地味が妻と選んだ返礼品はというと

 

岩手県普代村
「牛乳瓶入り!生うに180g」
寄付金額 ¥11,000
 牛乳瓶入り!生うに180g

熊本県天草市
熊本県天草産 黒毛和牛 切り落とし 1kg A4~A5ランク
寄付金額 ¥10,000
 熊本県天草産 黒毛和牛 切り落とし 1kg A4~A5ランク_S001-001
静岡県浜松市
五味八珍 浜松餃子84個
寄付金額 ¥10,000
 五味八珍 浜松餃子84個

静岡県御殿場市
御殿たまご【赤】20個+破損保障4個 籾殻入《御殿場こだわり推奨品》
寄付金額 ¥5,000
御殿たまご【赤】20個+破損保障4個 籾殻入《御殿場こだわり推奨品》

 

宮崎県日南市

ネピアティシュ 計60箱(5箱×12セット)」
 寄付金額 ¥14,000

 ネピアティシュ 計60箱(5箱×12セット)

以上きっちり¥50,000です!

 

私達夫婦は食べることが好きなので食品の返礼品中心となりましたが、返礼品は他にも、旅行券、雑貨、美容品等々様々なので、好みに応じて選ばれるといいと思います。

ストイックな使い方としては、確実に消費する生活品(お米、 調味料、トイレットペーパー等)を選び、生活費の支出を減らすことに努めてもいいと思います。

 

ふるさと納税をまだ利用されたことがない方

ふるさと納税を活用すれば、実質二千円の負担で、たくさんの返礼品を手に入れることができます。

 

確実に、やらないと損な税制優遇制度と言えます。

 

利用されていない方の理由としては

  1. いいと分かってはいるけど面倒
  2. 現金が先立つのが嫌もしくは原資がない
  3. あくまで自居住地にお金を落としたい

 このあたりがあるのではないかと考えます。

3のように強い想いや考えをもってふるさと納税を行わないという選択は良いと思いす。 しかし1、2の理由で利用しないのはとてももったいないと思います。

 

1について、ネットショッピングと同じ程度の労力で簡単にサイトから返礼品を選べます。税額控除も「ワンストップ制度」を活用すれば確定申告不要で簡単に行えます。

 

2について、ふるさと納税ほど割のよい利益率が得れるものはそうありません。金利の殆どつかない定期預金などあれば解約して原資に充てましょう。その原資もないのであれば、家計の支出に問題ありです、見直しましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

何かにつけて税金を取られがちな昨今、貴重な節税制度である「ふるさと納税」。

ぜひ活用してみてください。

 

 PS.詳しい方はおすすめの返礼品を教えていただければ嬉しいです(笑)

  

「三菱サラリーマンさん」の著書購入

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「三菱サラリーマン」こと穂高唯希さんの著書「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」が本日7月2日に出版されました。

 

待ち望んでいた本で、発売日当日に手に入れることが出来ました。

 

三菱サラリーマンさんとは 

FIREを目指している方のほとんどはご存じかと思いますが、中にはご存じない方もいらっしゃると思うので、簡単に著者を紹介させていただくと

 ブログ「三菱サラリーマンが株式投資セミリタイア目指してみた」の著者であり、入社当日にアーリーリタイアを決意。資産7000万円を形成し若干30歳でFIREを実現したというとんでもないお方です。

 

私は17年(6000日)かけてアーリーリタイアを目指していますが、三菱サラリーマンさんは8年弱でリタイアしたことになります。凄まじいですね。

 

穂高さんのさらにすごいところは、副業や博打のような投資で一発大儲けしたわけではなく、ブログタイトルの通り、サラリーマンの純粋な収入(給料)をコツコツ投資にまわすことで、リタイア可能なほどの大きな資産を築かれたところです。

 

私も当初は定年前に早期リタイアできる人は、起業家やアスリート、アーティストで大きく成功する、もしくは宝くじに当たる等のごく限られた普通ではない方だけであり、一介のサラリーマンである自分には実現性のないものと思って(思い込んで)いました。

 

しかし、三菱サラリーマンさんのブログを読み、その驚異的なモデルケースを知り、驚きと同時に、ごく普通のサラリーマンである自分にもアーリーリタイアが可能なんじゃないか」と思えるようになり、とても勇気をもらいました。

 

三菱サラリーマンさんの一つのモデルケースが、私がアーリーリタイアを目指す大きなきっかけになったといっても過言ではありません。

 

そんな方がこの度本を出版すると聞き、発売日を今か今かと待ちわび、本日に至ったというわけです(笑)

 

まだ中身は読んでおりませんが、この本は今後FIREを目指す自分のバイブルになるであろうことは確信しており、著者へのリスペクト、何度も読み返したいという思いから、電子書籍での購入ではなく紙媒体での購入にしました。

 

早く読みたいという気持ちを押し殺してこの記事を書いておりますので、まだまだ話したいことはありますが今日はこの辺で(笑)

では今夜ゆっくり読み耽りたいと思います。

 

最後に三菱サラリーマンさんのブログリンクを貼らせていただきます。現在はセミリタイアされた後の生活も綴っておられます。

興味のある方は是非一度ご覧になることをおすすめします。

 

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた

 

【目標設定 】アーリーリタイアに必要な資産額は?

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45歳FIREに必要な資産は?

 さて、私の目標としている45歳でアーリーリタイアですが、具体的にいくらくらいの

資産を築けば、実現可能なのでしょうか。

 

4%ルールを参考とする

4%ルールを簡単に説明すると

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えば、95%の確率で貯蓄が30年以上持続する」

というものです。

 

アメリカトリニティ大学における研究に基づく理論で

 「一定額の貯蓄を持っている退職者がポートフォリオから毎年、一定割合の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資しておいた場合、ポートフォリオがどうなるか」

 

つまり、退職後の資金が老後亡くなるまで持続するか、それとも底をついてしまうか、様々な資金の引出率でシミュレーションしたのです。

 

その結果、資産が持続する合理的な引き出し率は4%であると結論づけました。

 

この理論に基づくと、私の年間の生活費に25をかければ目標とすべきポートフォリオの規模が見えてきます。

 

地味の生活費は?

試しに私の年間の生活費をざっと計算してみました。

 私の月の恒常的な支出は大体約20万円前後で推移しています。

内訳は

  • 家賃
  • 光熱費
  • 通信費
  • 食費
  • 生活用品費等々・・  ※夫婦二人暮らし ※内訳の細かい金額は今回省略

 

 単純に12倍すると年間240万になります。

 

ですが上記支出に旅行費、冠婚葬祭費、医療費、車検費、家電等購入費等の恒常的でない出費は含まれていません。

 

リタイア後に増える支出

リタイア後はサラリーマン時にあまり意識しなくてよかった費用も発生します。

国民年金保険料、健康保険料等の社会保険料がその一角です。

 

リタイア後に減る支出

リタイア後は自由時間が大幅に増える為、自炊できる時間も増え、食費は今より少なくすることが可能です。

 居住費に関しても、通勤の必要がなくなる為、会社の近くに住む必要もなく、家賃の安価な場所に移り住むことも可能です。

 

以上増減諸々を勘案すると、年間に必要な生活費は350~400万円程度になると考えます。

 

先ほどの4%ルールに照らしてみる

アーリーリタイアの場合

ざっくりとした必要年間生活費が算出できたところで、先ほどの4%ルールに基づいて計算していきましょう。

 

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄う必要がある

              ||

年間の生活費に25をかけたものが目標とすべきポートフォリオの金額

             

よって

400万(年間生活費) ✖25=1億円(目標資産額)

 になります。

 

うーん 1億円・・。 少し尻込みしてしまう金額ですね(笑)

 

 セミリタイアの場合

 退職後もアルバイト等で年間100万程度の収入を得ると仮定するとどうでしょう。

 

年間生活費からバイト代を差し引いて

400万(年間生活費)ー100万(バイト代)=300万円

 

必要資産額は

300万✖25=7500万円

 

なるほど。年間100万円の収入があるだけで全然変わってきますね。

100万円であれば、週3~4日程度のバイトで稼げますし、夫婦共に働くとしたら、その半分で済みます。

 

まとめると

4%ルールに従ってのざっくりした必要資産額は

 

アーリーリタイアの場合=1億円程度

セミリタイアの場合=7500万円程度 でした。

 

そして、必要資産額の推定にあたっては

  1. 年間の支出額に大きく左右されること。
  2. リタイア後、多少なりとも収入を得るかどうかで大きく変わること。

が分かりました。

 

では地味が目指す資産額は?

では地味は45歳までにいくらの資産形成を目標とするかですが

一旦7000万円に目標設定したいと思います。

 

リタイア時に多少の退職金支給が発生することも踏まえ、キリのいい数字にしました。

 

もちろん今後の不確定要素(今後子供が産まれる?何人?教育費は?親の介護?病気のリスク?)は山ほどあります。

また今日のシミュレーションは単純計算の超超ざっくりなものです。

 

今後変化に応じて目標を調整することは必要となるでしょう。

 

ですが、仮にでも明確で具体的な目標設定を持つことは、達成に向けてのプロセスにおいてとても重要なことだと考えます。

 

目標が見える化したところで、今後目標資産額達成に向け、日々頑張っていこうと思います。