【目標設定 】アーリーリタイアに必要な資産額は?

f:id:jimibanker:20200614132723j:plain

 

 

45歳FIREに必要な資産は?

 さて、私の目標としている45歳でアーリーリタイアですが、具体的にいくらくらいの

資産を築けば、実現可能なのでしょうか。

 

4%ルールを参考とする

4%ルールを簡単に説明すると

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えば、95%の確率で貯蓄が30年以上持続する」

というものです。

 

アメリカトリニティ大学における研究に基づく理論で

 「一定額の貯蓄を持っている退職者がポートフォリオから毎年、一定割合の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資しておいた場合、ポートフォリオがどうなるか」

 

つまり、退職後の資金が老後亡くなるまで持続するか、それとも底をついてしまうか、様々な資金の引出率でシミュレーションしたのです。

 

その結果、資産が持続する合理的な引き出し率は4%であると結論づけました。

 

この理論に基づくと、私の年間の生活費に25をかければ目標とすべきポートフォリオの規模が見えてきます。

 

地味の生活費は?

試しに私の年間の生活費をざっと計算してみました。

 私の月の恒常的な支出は大体約20万円前後で推移しています。

内訳は

  • 家賃
  • 光熱費
  • 通信費
  • 食費
  • 生活用品費等々・・  ※夫婦二人暮らし ※内訳の細かい金額は今回省略

 

 単純に12倍すると年間240万になります。

 

ですが上記支出に旅行費、冠婚葬祭費、医療費、車検費、家電等購入費等の恒常的でない出費は含まれていません。

 

リタイア後に増える支出

リタイア後はサラリーマン時にあまり意識しなくてよかった費用も発生します。

国民年金保険料、健康保険料等の社会保険料がその一角です。

 

リタイア後に減る支出

リタイア後は自由時間が大幅に増える為、自炊できる時間も増え、食費は今より少なくすることが可能です。

 居住費に関しても、通勤の必要がなくなる為、会社の近くに住む必要もなく、家賃の安価な場所に移り住むことも可能です。

 

以上増減諸々を勘案すると、年間に必要な生活費は350~400万円程度になると考えます。

 

先ほどの4%ルールに照らしてみる

アーリーリタイアの場合

ざっくりとした必要年間生活費が算出できたところで、先ほどの4%ルールに基づいて計算していきましょう。

 

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄う必要がある

              ||

年間の生活費に25をかけたものが目標とすべきポートフォリオの金額

             

よって

400万(年間生活費) ✖25=1億円(目標資産額)

 になります。

 

うーん 1億円・・。 少し尻込みしてしまう金額ですね(笑)

 

 セミリタイアの場合

 退職後もアルバイト等で年間100万程度の収入を得ると仮定するとどうでしょう。

 

年間生活費からバイト代を差し引いて

400万(年間生活費)ー100万(バイト代)=300万円

 

必要資産額は

300万✖25=7500万円

 

なるほど。年間100万円の収入があるだけで全然変わってきますね。

100万円であれば、週3~4日程度のバイトで稼げますし、夫婦共に働くとしたら、その半分で済みます。

 

まとめると

4%ルールに従ってのざっくりした必要資産額は

 

アーリーリタイアの場合=1億円程度

セミリタイアの場合=7500万円程度 でした。

 

そして、必要資産額の推定にあたっては

  1. 年間の支出額に大きく左右されること。
  2. リタイア後、多少なりとも収入を得るかどうかで大きく変わること。

が分かりました。

 

では地味が目指す資産額は?

では地味は45歳までにいくらの資産形成を目標とするかですが

一旦7000万円に目標設定したいと思います。

 

リタイア時に多少の退職金支給が発生することも踏まえ、キリのいい数字にしました。

 

もちろん今後の不確定要素(今後子供が産まれる?何人?教育費は?親の介護?病気のリスク?)は山ほどあります。

また今日のシミュレーションは単純計算の超超ざっくりなものです。

 

今後変化に応じて目標を調整することは必要となるでしょう。

 

ですが、仮にでも明確で具体的な目標設定を持つことは、達成に向けてのプロセスにおいてとても重要なことだと考えます。

 

目標が見える化したところで、今後目標資産額達成に向け、日々頑張っていこうと思います。