【目標設定 】アーリーリタイアに必要な資産額は?
45歳FIREに必要な資産は?
さて、私の目標としている45歳でアーリーリタイアですが、具体的にいくらくらいの
資産を築けば、実現可能なのでしょうか。
4%ルールを参考とする
4%ルールを簡単に説明すると
「ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えば、95%の確率で貯蓄が30年以上持続する」
というものです。
アメリカトリニティ大学における研究に基づく理論で
「一定額の貯蓄を持っている退職者がポートフォリオから毎年、一定割合の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資しておいた場合、ポートフォリオがどうなるか」
つまり、退職後の資金が老後亡くなるまで持続するか、それとも底をついてしまうか、様々な資金の引出率でシミュレーションしたのです。
その結果、資産が持続する合理的な引き出し率は4%であると結論づけました。
この理論に基づくと、私の年間の生活費に25をかければ目標とすべきポートフォリオの規模が見えてきます。
地味の生活費は?
試しに私の年間の生活費をざっと計算してみました。
私の月の恒常的な支出は大体約20万円前後で推移しています。
内訳は
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
- 食費
- 生活用品費等々・・ ※夫婦二人暮らし ※内訳の細かい金額は今回省略
単純に12倍すると年間240万になります。
ですが上記支出に旅行費、冠婚葬祭費、医療費、車検費、家電等購入費等の恒常的でない出費は含まれていません。
リタイア後に増える支出
リタイア後はサラリーマン時にあまり意識しなくてよかった費用も発生します。
リタイア後に減る支出
リタイア後は自由時間が大幅に増える為、自炊できる時間も増え、食費は今より少なくすることが可能です。
居住費に関しても、通勤の必要がなくなる為、会社の近くに住む必要もなく、家賃の安価な場所に移り住むことも可能です。
以上増減諸々を勘案すると、年間に必要な生活費は350~400万円程度になると考えます。
先ほどの4%ルールに照らしてみる
アーリーリタイアの場合
ざっくりとした必要年間生活費が算出できたところで、先ほどの4%ルールに基づいて計算していきましょう。
ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄う必要がある
||
年間の生活費に25をかけたものが目標とすべきポートフォリオの金額
よって
400万(年間生活費) ✖25=1億円(目標資産額)
になります。
うーん 1億円・・。 少し尻込みしてしまう金額ですね(笑)
セミリタイアの場合
退職後もアルバイト等で年間100万程度の収入を得ると仮定するとどうでしょう。
年間生活費からバイト代を差し引いて
400万(年間生活費)ー100万(バイト代)=300万円
必要資産額は
300万✖25=7500万円
なるほど。年間100万円の収入があるだけで全然変わってきますね。
100万円であれば、週3~4日程度のバイトで稼げますし、夫婦共に働くとしたら、その半分で済みます。
まとめると
4%ルールに従ってのざっくりした必要資産額は
アーリーリタイアの場合=1億円程度
セミリタイアの場合=7500万円程度 でした。
そして、必要資産額の推定にあたっては
- 年間の支出額に大きく左右されること。
- リタイア後、多少なりとも収入を得るかどうかで大きく変わること。
が分かりました。
では地味が目指す資産額は?
では地味は45歳までにいくらの資産形成を目標とするかですが
一旦7000万円に目標設定したいと思います。
リタイア時に多少の退職金支給が発生することも踏まえ、キリのいい数字にしました。
もちろん今後の不確定要素(今後子供が産まれる?何人?教育費は?親の介護?病気のリスク?)は山ほどあります。
また今日のシミュレーションは単純計算の超超ざっくりなものです。
今後変化に応じて目標を調整することは必要となるでしょう。
ですが、仮にでも明確で具体的な目標設定を持つことは、達成に向けてのプロセスにおいてとても重要なことだと考えます。
目標が見える化したところで、今後目標資産額達成に向け、日々頑張っていこうと思います。