投資信託での超シンプルな運用
さて、以前の記事で地味の投資は基本投資信託で行うことを記載しました。
今回はそれについてもう少し掘り下げて記載していきたいと思います。
なぜ投資信託なのか?ETFという選択肢は?
投資信託というと初心者向けの運用じゃないの?手数料が高いのでは?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはないと思います。
確かに運用をファンドに任せるということにはなりますが、手軽に運用のパッケージを作れる、分散投資ができるという点で非常に優れたものであると考えます。
国内であれば日経平均株価、TOPIX、米国であればNYダウ、S&P500などの指数に連動するインデックス投資が簡単に行えるということです。
こちらは運用手数料が比較的安いという点が大きなメリットですが、投資信託の手数料も競合により年々低下しておりその差は縮まってきています。
個人的には殆ど気にする必要のないレベルだと感じている為、積立設定さえすれば、毎月一定額を自動的に買い付けできる投資信託で十分と判断しました。
インデックスファンドVSアクティブファンド
投資信託は大きく分けて以下の2種類に大別できます。
地味が選択する投資信託は1のインデックス型です。
インデックス運用は市場平均を追う機械的な運用を行えばいい為、アクティブ運用に比べ手数料が安いというメリットがあります。
また市場平均をアウトパフォームする運用がとても難しいことは過去の統計でも証明されており、実際インデックスファンドを打ち負かすアクティブファンドがいかに少ないかは研究で明らかになっています。
この事実は今では広く知られているのではないでしょうか。
また運用期間が長くなればなるほど運用手数料の差がボディーブローのようにじわじわ効いてきます。
長期運用を主とする地味にはインデックス投資が最適解と考えます。
どの指数をベンチマークとする投信を買うか
一口にインデックスファンドといっても、対象のベンチマークは様々です。
例えば国内なのか、海外か。株式なのか債券はたまたリートか・・・etc。
地味が選択するのは米国株式市場一択です。
米国は世界の株式時価総額の半分を占める、言うまでもなく世界最大の経済大国です。
また発展途上国並みのペースで人口も増えていく唯一の先進国であり、今後も経済成長が見込めます。
日本の市場はアベノミクス以降を切り取ると右肩上がりの成長を見せていますが、より長期でのチャートを見ると、バブル以降低迷してることが分かります。
対してアメリカの市場を超長期で見ると綺麗な右肩上がりになっています。
つまり日本市場で儲けようと思うと、相場を判断し売り買いを繰り返す必要性が出てきます。
基本的な地味の投資戦略は長期でのインデックスファンド積み立てであり、途中で売買を繰り返すことは想定していません。
よって超長期でみて右肩上がりの成長が期待できる米国市場にベットするのが自然の流れであると言えます。
まとめ
以上総括すると
「成長性の期待できる米国市場に連動する、手数料が安く手間いらずのインデックス型投資信託を定期的に積立していく」
が地味の投資の土台です。
読んでいただいて分かる通りめちゃくちゃ簡単でシンプルです。
反対に企業分析やチャート分析をし、個別銘柄を複数選択し独自のポートフォリオを作り上げ、売買も細かく行う・・などといったほうがすごく投資をしている感があると思いますが、手間をかければかけるほど比例して成果が出るとは言えないのが投資だと思います。
また、複雑にすると管理が難しく、誰も未来の相場を完璧に予想することはできないという原則に立ち返ると、いじればいじるほどパフォーマンスは悪化してしまう可能性があるとも考えています(一部の天才は除きます)。
投資を趣味として行うのであれば、私のように物足りない運用ではなく楽しめる投資をすることはとても良いと思います。
しかし私にとっての投資はあくまでFIREという目的を達成する為の手段の一つである為、このようなスタイルを取ることとしました。
あくまで自分に合った方法で投資と付き合うことが大切ということですね。
今後、実際に運用していくなかで方針が変わっていくこともあるかもしれません。
ただ人の意見に流されるのではなく、あくまで自分の頭で最終判断する投資をしていきたいと思います。
ーアーリーリタイアまであと5914日ー