アーリーリタイア(完全リタイアか?セミリタイアか?)

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「リタイアメント」言葉の定義

当ブログの目標とする「アーリーリタイア」ですが、他にも「セミリタイア」という言葉を聞かれたことがあると思います。

その違いや、具体的な定義はあるのでしょうか?少し調べてみました。

アーリーリタイア

アーリーリタイア(早期リタイア)とは、英語の「early retirement」に由来する言葉で訳すると早期退職になります。よって60歳~65歳という通常の定年時期を待たずに仕事を引退することとなります。「アーリー」と付いているように、30~50代の比較的若いうちに退職することを言い、定年間近の退職は通常含まれません。

またリタイア後に仕事をするかどうかも問いません。

セミリタイア

セミリタイアは「セミ」つまり「半分」という意味が含まれている為、半分リタイア、つまり半分は引退しつつも、もう半分は現役で働くというような意味になります。フルタイムの労働を切り上げ、アルバイトやパートで軽い労働をしたり、フリーランス等自分の好きなことで収入を得て、残りを趣味などの時間に費やすといったイメージです。

 以上まとめると

 「アーリーリタイア」は仕事を早期退職し、その後完全に仕事をしなくなることも含む。「セミリタイア」は退職後も緩やかに仕事を続けるといった違いがあります。

 

当ブログでの使い分け

とはいえ、「アーリーリタイア」も「セミリタイア」も広く同一の意味で使われている現状もありますし、個人によって見解が違うこともあるようです。

なので当ブログでは分かりやすく

  • アーリーリタイア・・・早期退職しその後一切の労働を行わないこと
  • セミリタイア・・・・・早期退職後もアルバイトやフリーランス等で好きなことや最低限の労働を行うこと

上記のように定義したいと思います。

 

地味が目指すのはどっち?

私が45歳でのリタイアを目指す一番の理由は労働から解放されたいというものでした。その観点からいくと、私が目指すべきは退職後一切の労働を行わない「アーリーリタイア」の方に思えます。

しかし全く仕事をしないことにはデメリットも多そうです。

思いつく限りでは

  1. 収入源が無くなる為、綿密な資金計画・資産運用が必要
  2. 社会的信用が無くなる(ローンが組めなくなる等)
  3. 社会との繋がりが希薄になる
  4. 仕事を再び始めようと思った際ブランクが生じる
  5. 単純に暇すぎる etc..

 

個人的には最後の「単純に暇すぎる」。これは思った以上に深刻な問題になり得ると思っています。

 

大学時代授業にもあまり出ず(テストさえクリアすれば単位は取得できた)暇を持て余していた時期がありましたが、メンタルに相当マイナスな影響を受けた(鬱傾向)記憶があります。

 

ただ当時は一人暮らしでしたが今は妻もいるので、うまく暇をコントロールすることができれば解決できるかもしれません。

 

しかし仕事というある意味毎日の規則正しいルーティンを失うことは、生活に大きな影響を与えそうです。暇になる為に早期リタイアを目指しているのに矛盾する話ではありますが(笑)

 

また一切の収入を失うということは、リタイア後の支出を全てそれまで貯えた資産でやりくりしなくてはなりません。

 

それには相当な計画性と資産が目減りしていくストレスに耐える精神力が必要です。そして単純に「アーリーリタイア」は「セミリタイア」に比べ、より多くの資産を蓄える必要があり、その分リタイア次期が延びてしまうことになります。

 

以上のことを踏まえると、「セミリタイア」の方が実現に現実味があるように思えます。

 

しかし、全く労働を放棄できる「アーリーリタイア」も捨てがたく、両者共にメリット、デメリットがあると考えます。

 

ブログタイトルにもあるように当初は「アーリーリタイア」を念頭に計画予定でしたが、実際にリタイアされた方の体験談を聞いたりする中で「セミリタイア」という選択肢も浮上してきました。

 

結論地味が「アーリーリタイア」、「セミリタイア」どちらを目指すかは現時点では決めきれません(笑)

 

 ただいずれにせよ目指す方向性は同じなので、今後計画を進めていく中で、ゆっくり選択していきたいと思います。