今後の「投資方針」について
さて先日は、地味の現時点での保有資産額を公開しました。
今回は今後どのような運用で資産を積み上げていくか、その具体的な方針をお話ししていきたいと思います。
生活防衛費の確保
生活防衛費とは
まず第一に当面の「生活防衛費」を確保することを目標とします。
生活防衛費とはその名の通り生活を防衛する資金のことで、万が一職を失ったり、病気やケガで収入が途絶えた際に当面の生活を維持するための資金となります。
なぜ生活防衛費を優先して確保するのかというと理由は以下
〇急な出費・トラブルに対応できる
友人の結婚式、家電の故障、ケガの治療費等々、毎月定例外の不測の出費はいつおこるか分かりません。その際投資資産のみの保有では、資金化まで時間がかかりますし、不本意な価格で解約することにもなりかねません。
〇投資する際にも気持ちに余裕が持てる
株や債券、不動産といったリスク資産は、場面によっては大きく値下がりすることもあります。しかし当面の生活費を確保できていれば、暴落に焦らない余裕を持つことに繋がります。また下落相場で買い増しをするという選択肢の幅も広がります。
〇妻との協議の結果
地味の妻は地味の目標FIREに関しても理解を示してくれており、全面的に協力する姿勢を示してくれています。
その妻の意見において、ある程度の現金を安心として保有しておきたいということがあります。
夫婦でアーリーリタイアを目指すうえでは、お互いの協力は不可欠です。
生活防衛費の確保は妻の意見を尊重した結果でもあります。
以上資産の一部を流動性の高いもので保有することの大切さと妻の意見の大切さということですね(笑)
生活防衛費をいくらと設定するか
一般的には生活費の6カ月分などと言われており、地味もそのくらいで十分だろうと考えています。
地味の毎月の生活費は20~25万程度です。
よって150万円を生活防衛費の目標額と設定したいと思います!
先日の資産額公開の記事で目標額以上の預金残高になっていたかと思いますが、一時的に建て替えた費用も含まれており、実質残高は130万円程度です。
ただ、順調にいけばあと2ヵ月で目標の生活防衛費が確保できると思います!
投資で資産を増やしていく
投資の種類
生活防衛費を確保できたら、以降の貯蓄はリスク資産に振り分けていきたいと思っています。
リスク資産と一口にいっても、株、債券、投資信託、FX、不動産、コモディティなど様々あります。
また株取引においても、例えばスキャルピングやデイトレードのように短期売買をする投資法もあれば、長期で保有する投資もあります。
では具体的に地味は何で運用していくのかですが、結論から言うと土台は投資信託と考えています。
投資信託のメリット
地味の本業はあくまでサラリーマンであり、投資に多くの時間を割くことはできません。
また、仕事中に売買を行うことはできないので、デイトレードのように常にチャートを確認する必要がある投資は難しいです。
そもそも短期投資はゼロサムゲームであり、「プレーヤー全員の損益合計がゼロ」つまり「儲かる人がいれば、その分損する人がいる」取引です。さらに売買手数料が掛かる為、マイナスサムゲームになり得ます。
短期売買を否定するつまりは全くありませんが、得をするのは一部の天才もしくは強運者であるといえます。
一方長期投資は企業の業績拡大に伴い、株価上昇の恩恵を受ける為、長期的に見て経済が拡大し続けると考えれば、プラスサムゲームとなり得ます。
私はなんとしても確実にアーリーリタイアをしたいという目標があります。
短期売買により短期間で大きな利益を得て、早くリタイアできる可能性があることは確かに魅力的ですが、これは投資ではなく投機といえ、大部分を運に任せることとなってしまいます。
また長期で継続的に利益をあげるとなると、さらにハードルが高まります。
それよりは、時間がある程度かかっても着実に目標を達成できる道を選びたいと考えます。
つまり地味がやる投資は中長期投資です。
長期投資のメリット
- 長期投資によりリスクとリターンの幅はプラスに収斂する
- 複利効果を享受できる
1については、特に米国株式市場においての過去のチャートを超長期で見れば、右肩上がりとなっています。
注意点としては、短期的には上下を繰り返しながら上がっていっているという点です。
短期でみればプラスの上限値、マイナスの上限値も大きいですが、長期になればなるほど、この幅が収斂していき、超長期でみれば右肩上がりであるため、プラスに集まっていきます。
つまり投資期間を長くとればとるほど損をし難いということです。
2、複利とは簡単に言えば利息に対して利息がつくことです。
その効果はアインシュタインに「人生最大の発明」と言わしめたほど、長期になるほど雪だるま式に大きくなっていきます。
地味はまだ20代で運用期間も長くとれるため、複利の力を利用しない手はありません。
以上のことから、「長期的な成長が期待できる指数に連動する投資信託ファンドを定期的に積み上げていき、市場拡大の恩恵と複利効果を享受し資産を成長させていく」
これを一つの土台としていきたいと思います。
まとめ
地味の資産形成、今後の方針としては
となります。
具体的に何の投資信託を買っていくのか?投資信託のみで運用するのか?等々まだまだ記載したいことがあるのですが、今回の内容だけでも良い文章量になってしまったので、後日に持ち越ししたいと思います。
最後に投資スタイルはその人の資金量、環境や性格によって様々ですし、知識量や投資に割ける時間も人それぞれ全く違います。
細かい部分の最適解はあるかもしれませんが、今後何の投資が成功するかは誰にも分かりませんし、どれだけの期間を切り取るかによっても見え方は全く変わってきます。
その為、人の投資スタイルを一概に否定するのはナンセンスですし、投資は自己責任という大原則の元、自由にできればいいと思っています。
地味も投資初心者ながら本を読んだり、ネットで情報を仕入れてみたりと学びながら投資をおこなっています。
日本は諸外国に比べ金融教育が遅れていると言われており、資産を投資にまわす割合が少ないことが指摘されています。
確かに学校でお金に関しての授業なんてなかった為、当然のことだと思います。
しかし、日本の今後の経済状況、社会保障のこと、ネットの発達等、複合的な要因で今後投資に関心を持つ人は多くなると予想します。
何が言いたいかというと、今後少しでも金融リテラシーを身につけ、自分を含めお金に困る人が減ればいいなと思ったり、みんなで学び合いながら知識を高めていけると良いなと思う次第です。
つまり、お詳しい方是非地味にアドバイスをいただけると嬉しいです(笑)
今後ともよろしくお願いします。
ーアーリーリタイアまであと5935日ー