7000万円の資産どうやって形成する?

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さて、以前の記事で私がFIRE達成の為、目標とする資産額は7000万円と設定しました。

jimibanker.hatenablog.com

 

今回はその目標を達成する為に必要なことは何かを考えたいと思います。

個人的にはとてもシンプルですが以下の2つに集約されると思っています。

  1. 可能な限り支出を減らす
  2. 資産を運用する

 

ではそれぞれについて、具体的に考察していきます。

 

可能な限り支出を減らす

 資産形成するにあたり当然のことですが、「収入-支出」分が貯蓄となり蓄積されていきます。

よって「収入-支出」を最大化できればその分早く目標達成に近づくわけですね。

 

これはいわゆる「節約」ですが、より適切な言葉として「支出の最適化」と言い換えたいと思います。

 

この言葉は、私がFIRE達成のモデルケースの一つとして参考にしている「三菱サラリーマン」こと穂高さんが提唱しているのですが、私的に考えるイメージとしても、とてもしっくりきた為、積極的に使わせていただきたいと思います(笑)。頭の良い方は上手に言語化しますね。

 

「支出の最適化」とはつまり、自身が適切と思える箇所にはお金を十分に使い、不必要なものには使わない。その取捨選択を極めること、という風に私は捉えています。

 

お金の使い方を洗練させるイメージですね。

 

「節約」と聞くと、なんでもかんでも買い控える、当然高級品を買うことは論外といったイメージがあると思います。

 

しかし、「支出の最適化」では、例え高級品であったとしても、自分がそこに金銭を払う価値があると判断した場合には、惜しまずに投資することも有り得るという認識です。

 

私は「安物買いの銭失い」がとても嫌いです笑。ものによっては積極的に費用を割くべきだと思っています。

 

そんなことで支出が減らせるの?と思われるかもしれませんが、無駄な部分にかける支出を減らし、その分適切な箇所に充当すれば、十分満足な消費ができると思います。

 

これについては、今後別の記事で深掘りしたいと思っています。

 

資産を運用する

 私が45歳までの17年間で純粋に貯金だけで7000万円ためるとなると年間約411万円貯金する必要があります。月に換算すると34万円です。

 

どうでしょう・・?よほどの高収入でない限り難しい貯金額ですよね。

 

では資産運用して、一定の利回りを確保できた場合はどうでしょうか?

楽天証券のシミュレーションを使い試算してみました。

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上記の通り毎月必要な積立額にかなりの差ができるのが分かると思います。

利回り8%の計算では、運用収益が3692万にも及びます。

 

また、これは複利計算となっており、運用期間が長期であるほどその効果を享受できます。

 

もちろん投資においては、期待されるリターンと同程度のリスクを受け入れる必要はあります。

しかし、短期間でFIREを目指す為には、投資という考えは必須と言えそうです。

 

最後に

まとめると

  1. 支出を最適化し、「収入-支出」を可能な限り最大化する
  2. 1で生み出したマネーで資産運用を行い、資産を増やしていく。

以上となります。

 

今回の内容に関しては、何を当たり前のことをと思われた方も多いかもしれません。

 

しかしFIRE達成の肝は、この基本をどれだけ愚直に遂行し継続できるかにかかっていると考えますので、あえて記事にさせていただきました。

 

ややもすれば、目先の細かい投資法やテクニックに目を向けがちですが、シンプルに突き詰めるとこの2つの基本に収斂するということを忘れないようにしたいと思います。

 

じゃあ「支出の最適化」って具体的に何をするの?資産運用は何で行うの(株?FX?不動産投資?)等の具体的な戦略ついては今後記事にしていきたいと思います。

 

 

PS.今まで少し文字が小さく読みにくかったかなと思い、全体的に若干サイズを大きくしてみたのですが、いかがでしょうか?

スマホからの閲覧には反映できていない為、今後変更したいと思います。

       

         ーアーリーリタイアまであと5964日ー

ブログ開設して1ヵ月経過しました(PV数は?読者数は?)

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今日でブログを開設して早1ヵ月となります。

 

自身の忘備録を兼ねて開設したブログですが、1ヵ月経過しての感想や、反響?をお伝えできればと思います。

 

後半に地味がブログを開設した理由、想いを記載しておりますので、是非最後までご覧いただけると幸いです。

 

投稿記事数

1ヵ月で投稿した記事数は、本日の投稿を含め10記事となりました。

大体土日に1記事ずつ書くというスタイルが定着していきましたね。

 

本当は毎日投稿できればと思っているのですが、如何せん文章力に秀出しているわけでもなく、1記事書くのにかなりの時間がかかってしまっています・・

 

1記事大体1000文字以上にはなっているかと思うのですが、1000文字を書く労力と、情報量の差にはイメージよりギャップがありました。

つまり1000文字書くのにはそれなりの労力を費やすが、読む側から見れば、物足りない文章量に思えるということです。

 

しかし、長い文章であればみなさんに読んでいただけるのかといえば、必ずしも比例するところではないと思いますので、あまり文字数には拘らず、自身が伝えたい事をきちんと書けるように努力したいと思います。

 

PV数、読者数

 

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  • 合計PV数・・・・1382PV
  • 読者数・・・・・・90名

となりました。

 

この数字が多いのか少ないのかは客観的には全く分からないのですが、個人的には予想していた以上に多くの方に見ていただけたという感想です。

 

当初は一桁くらいしか見られない、陸の孤島になるのだろうと思っていたので、良い意味で予想は裏切られました。

 

投稿する度に、読者登録いただける方、スターをいただける方、コメントいただける方が増えていますので、モチベーションに繋がっています。

 

時間の関係で、随時にはなっていますが、上記の方でブログをされている方であれば、覗かせていただいたりしています。

 

どこからアクセスがあるのか

 

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 はてなブログの基本機能であるアクセス解析を見ると

ツイッターブログ村はてな関係より来訪いただいているみたいです。

 

グーグルやヤフーからの検索は今のところ少ないみたいですね。

これは詳しくないのですが、SEOの話や、認知まで時間がかかるということもあるのでしょうか。

でもそもそも始めたばかりのブログが検索で引っかかることは当然ないですよね(笑)

 

ブログ村ランキング参加

ブログ開設して途中から、ブログ村ランキング」というものに参加しています。

私は「投資でセミリタイア生活」というジャンルで参加させていただいています。

 

最近記事下にブログ村のバナーを貼らせていただいていますが

それをクリックいただけるとポイントが貯まり、ランキング順位に反映するといったものです。

 

現在INポイント(バナークリック)順では2位となっているようです。

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やはりどうせ投稿するなら少しでも多くの方に見ていただける方が継続の励みになります。

 

記事をお読みくださった方でもし参考になった、面白かったと思っていただいた方は大変恐縮ですがバナークリックいただけると嬉しいです。

 

広告について

当ブログにはご周知の通り、広告等は一切載せておりません。

今後も当面は広告を掲載する予定はありません。

 

しかしブログを継続するには、はてなブログPro(有料版)に加入している為、月千円程度の費用がかかっております。

 

その為、その費用分くらい回収したいという思いも少なからずあることから、もし今後当ブログを見ていただける方が増えていきましたら、検討の余地はあると思っています。

 

地味がブログを始めた理由、伝えたい想い

当ブログのタイトルにもあるようにアーリーリタイア(FIRE)という考えに出会い、それを是が非でも達成したいと思うようになったことが由来します。

 

私は結構仕事が苦手で、仕事内容、人間関係、顧客との付き合いに疲れ、毎朝仕事場に行くのが辛くて辛くてたまりませんでした。

休みの日も月曜から始まる仕事のことを考えると、憂鬱で心から楽しめないことが多かった。夜も仕事が気になって熟睡できません。

 

こんな生活が定年まであと30年以上続くのかと考えぞっとする毎日を過ごしていました。

 

でも生きるためには働いてお給料をもらうしかない

 

でも有限の人生の中で、後悔なきよう生きたい                  でも自分の好きなことをやれる人生にしたい
でも死ぬまでに親孝行をたくさんしたい
でもパートナーをもっと大切にし、笑いあえる時間を過ごしたい

 

このような想いに正直でありたいと思いました。

 

そんな中三菱サラリーマンさん等、若くしてFIREを達成している方がいらっしゃることを知り、「定年まで勤めあげるのが当たり前の人生」という価値観を壊してくれました。

 

私が20代でそのことに気付けたのは幸福でした。

 

世の中には仕事が好きでやりがいを感じておられる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

しかしそれ以上に私のように仕事が人生の足枷になっている人もたくさんいると思います。仕事が原因で過労死や自殺してしまった方がいらっしゃるのがその証拠です。

 

そういう方に当ブログでリタイアに向かっている姿を発信し

少しでも勇気を与えたい。

こういう生き方があるんだと、気持ち楽になっていただきたい。

自分にもできるんだと思ってもらいたい。

 

これが当ブログの意義として一番大切にしたいと思っていることです。

 

その為には見本となる地味が是が非でもFIRE達成しなければなりません。

ある意味自分を奮い立たせる理由付けにもなっています。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

全くの無知からブログを始め、1ヵ月経過しましたが感想を一言でいうと

「ブログを始めてよかったな」

と思います。

 

ブログは自分の考えを発信するには最適なツールだと思いますし、少なからず読者に影響を与えることができる力もあると思います。

 

今後も皆様に面白いと思っていただける内容を発信し、FIREに向かって走っていきますので、何卒よろしくお願いします。

 

         ーアーリーリタイアまであと5970日ー

 

今年の「ふるさと納税」

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今年も「ふるさと納税」の手続きを行いました。

 

ふるさと納税」については、最早説明の必要はないかもしれませんが、実質二千円の自己負担で自治体からの返礼品をお得にいただける制度です。

 

私は「さとふる」というサイトを利用しました。

www.satofull.jp

 

他にも「ふるさと納税」のサイトは様々あり

 サイトによってキャンペーンや特典が違ってきます。

 

私はサイト選びについてはあまり吟味しなかったので、次年度以降はこのあたりもよく調べた上で行いたいと思います。

 

いくらまで寄付できるか

実質の自己負担額が二千円で済む寄付金額はその方の「年収」、「すでに受けている税金控除」等の条件によって変わってきますので、まずはサイトの「控除額シミューレーション」を活用し、自分の控除上限額を調べてみてください。

 

ちなみに地味の控除上限額は約5万円でした!(年収が逆算されますね・・笑)

 

あとは返礼品を見ながら、控除上限額以内で寄付する自治体を選んでいくだけです。

 

地味が選んだ返礼品

ちなみに地味が妻と選んだ返礼品はというと

 

岩手県普代村
「牛乳瓶入り!生うに180g」
寄付金額 ¥11,000
 牛乳瓶入り!生うに180g

熊本県天草市
熊本県天草産 黒毛和牛 切り落とし 1kg A4~A5ランク
寄付金額 ¥10,000
 熊本県天草産 黒毛和牛 切り落とし 1kg A4~A5ランク_S001-001
静岡県浜松市
五味八珍 浜松餃子84個
寄付金額 ¥10,000
 五味八珍 浜松餃子84個

静岡県御殿場市
御殿たまご【赤】20個+破損保障4個 籾殻入《御殿場こだわり推奨品》
寄付金額 ¥5,000
御殿たまご【赤】20個+破損保障4個 籾殻入《御殿場こだわり推奨品》

 

宮崎県日南市

ネピアティシュ 計60箱(5箱×12セット)」
 寄付金額 ¥14,000

 ネピアティシュ 計60箱(5箱×12セット)

以上きっちり¥50,000です!

 

私達夫婦は食べることが好きなので食品の返礼品中心となりましたが、返礼品は他にも、旅行券、雑貨、美容品等々様々なので、好みに応じて選ばれるといいと思います。

ストイックな使い方としては、確実に消費する生活品(お米、 調味料、トイレットペーパー等)を選び、生活費の支出を減らすことに努めてもいいと思います。

 

ふるさと納税をまだ利用されたことがない方

ふるさと納税を活用すれば、実質二千円の負担で、たくさんの返礼品を手に入れることができます。

 

確実に、やらないと損な税制優遇制度と言えます。

 

利用されていない方の理由としては

  1. いいと分かってはいるけど面倒
  2. 現金が先立つのが嫌もしくは原資がない
  3. あくまで自居住地にお金を落としたい

 このあたりがあるのではないかと考えます。

3のように強い想いや考えをもってふるさと納税を行わないという選択は良いと思いす。 しかし1、2の理由で利用しないのはとてももったいないと思います。

 

1について、ネットショッピングと同じ程度の労力で簡単にサイトから返礼品を選べます。税額控除も「ワンストップ制度」を活用すれば確定申告不要で簡単に行えます。

 

2について、ふるさと納税ほど割のよい利益率が得れるものはそうありません。金利の殆どつかない定期預金などあれば解約して原資に充てましょう。その原資もないのであれば、家計の支出に問題ありです、見直しましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

何かにつけて税金を取られがちな昨今、貴重な節税制度である「ふるさと納税」。

ぜひ活用してみてください。

 

 PS.詳しい方はおすすめの返礼品を教えていただければ嬉しいです(笑)

  

「三菱サラリーマンさん」の著書購入

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「三菱サラリーマン」こと穂高唯希さんの著書「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」が本日7月2日に出版されました。

 

待ち望んでいた本で、発売日当日に手に入れることが出来ました。

 

三菱サラリーマンさんとは 

FIREを目指している方のほとんどはご存じかと思いますが、中にはご存じない方もいらっしゃると思うので、簡単に著者を紹介させていただくと

 ブログ「三菱サラリーマンが株式投資セミリタイア目指してみた」の著者であり、入社当日にアーリーリタイアを決意。資産7000万円を形成し若干30歳でFIREを実現したというとんでもないお方です。

 

私は17年(6000日)かけてアーリーリタイアを目指していますが、三菱サラリーマンさんは8年弱でリタイアしたことになります。凄まじいですね。

 

穂高さんのさらにすごいところは、副業や博打のような投資で一発大儲けしたわけではなく、ブログタイトルの通り、サラリーマンの純粋な収入(給料)をコツコツ投資にまわすことで、リタイア可能なほどの大きな資産を築かれたところです。

 

私も当初は定年前に早期リタイアできる人は、起業家やアスリート、アーティストで大きく成功する、もしくは宝くじに当たる等のごく限られた普通ではない方だけであり、一介のサラリーマンである自分には実現性のないものと思って(思い込んで)いました。

 

しかし、三菱サラリーマンさんのブログを読み、その驚異的なモデルケースを知り、驚きと同時に、ごく普通のサラリーマンである自分にもアーリーリタイアが可能なんじゃないか」と思えるようになり、とても勇気をもらいました。

 

三菱サラリーマンさんの一つのモデルケースが、私がアーリーリタイアを目指す大きなきっかけになったといっても過言ではありません。

 

そんな方がこの度本を出版すると聞き、発売日を今か今かと待ちわび、本日に至ったというわけです(笑)

 

まだ中身は読んでおりませんが、この本は今後FIREを目指す自分のバイブルになるであろうことは確信しており、著者へのリスペクト、何度も読み返したいという思いから、電子書籍での購入ではなく紙媒体での購入にしました。

 

早く読みたいという気持ちを押し殺してこの記事を書いておりますので、まだまだ話したいことはありますが今日はこの辺で(笑)

では今夜ゆっくり読み耽りたいと思います。

 

最後に三菱サラリーマンさんのブログリンクを貼らせていただきます。現在はセミリタイアされた後の生活も綴っておられます。

興味のある方は是非一度ご覧になることをおすすめします。

 

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた

 

【目標設定 】アーリーリタイアに必要な資産額は?

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45歳FIREに必要な資産は?

 さて、私の目標としている45歳でアーリーリタイアですが、具体的にいくらくらいの

資産を築けば、実現可能なのでしょうか。

 

4%ルールを参考とする

4%ルールを簡単に説明すると

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄えば、95%の確率で貯蓄が30年以上持続する」

というものです。

 

アメリカトリニティ大学における研究に基づく理論で

 「一定額の貯蓄を持っている退職者がポートフォリオから毎年、一定割合の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資しておいた場合、ポートフォリオがどうなるか」

 

つまり、退職後の資金が老後亡くなるまで持続するか、それとも底をついてしまうか、様々な資金の引出率でシミュレーションしたのです。

 

その結果、資産が持続する合理的な引き出し率は4%であると結論づけました。

 

この理論に基づくと、私の年間の生活費に25をかければ目標とすべきポートフォリオの規模が見えてきます。

 

地味の生活費は?

試しに私の年間の生活費をざっと計算してみました。

 私の月の恒常的な支出は大体約20万円前後で推移しています。

内訳は

  • 家賃
  • 光熱費
  • 通信費
  • 食費
  • 生活用品費等々・・  ※夫婦二人暮らし ※内訳の細かい金額は今回省略

 

 単純に12倍すると年間240万になります。

 

ですが上記支出に旅行費、冠婚葬祭費、医療費、車検費、家電等購入費等の恒常的でない出費は含まれていません。

 

リタイア後に増える支出

リタイア後はサラリーマン時にあまり意識しなくてよかった費用も発生します。

国民年金保険料、健康保険料等の社会保険料がその一角です。

 

リタイア後に減る支出

リタイア後は自由時間が大幅に増える為、自炊できる時間も増え、食費は今より少なくすることが可能です。

 居住費に関しても、通勤の必要がなくなる為、会社の近くに住む必要もなく、家賃の安価な場所に移り住むことも可能です。

 

以上増減諸々を勘案すると、年間に必要な生活費は350~400万円程度になると考えます。

 

先ほどの4%ルールに照らしてみる

アーリーリタイアの場合

ざっくりとした必要年間生活費が算出できたところで、先ほどの4%ルールに基づいて計算していきましょう。

 

ポートフォリオの4%の資金で1年間の生活費を賄う必要がある

              ||

年間の生活費に25をかけたものが目標とすべきポートフォリオの金額

             

よって

400万(年間生活費) ✖25=1億円(目標資産額)

 になります。

 

うーん 1億円・・。 少し尻込みしてしまう金額ですね(笑)

 

 セミリタイアの場合

 退職後もアルバイト等で年間100万程度の収入を得ると仮定するとどうでしょう。

 

年間生活費からバイト代を差し引いて

400万(年間生活費)ー100万(バイト代)=300万円

 

必要資産額は

300万✖25=7500万円

 

なるほど。年間100万円の収入があるだけで全然変わってきますね。

100万円であれば、週3~4日程度のバイトで稼げますし、夫婦共に働くとしたら、その半分で済みます。

 

まとめると

4%ルールに従ってのざっくりした必要資産額は

 

アーリーリタイアの場合=1億円程度

セミリタイアの場合=7500万円程度 でした。

 

そして、必要資産額の推定にあたっては

  1. 年間の支出額に大きく左右されること。
  2. リタイア後、多少なりとも収入を得るかどうかで大きく変わること。

が分かりました。

 

では地味が目指す資産額は?

では地味は45歳までにいくらの資産形成を目標とするかですが

一旦7000万円に目標設定したいと思います。

 

リタイア時に多少の退職金支給が発生することも踏まえ、キリのいい数字にしました。

 

もちろん今後の不確定要素(今後子供が産まれる?何人?教育費は?親の介護?病気のリスク?)は山ほどあります。

また今日のシミュレーションは単純計算の超超ざっくりなものです。

 

今後変化に応じて目標を調整することは必要となるでしょう。

 

ですが、仮にでも明確で具体的な目標設定を持つことは、達成に向けてのプロセスにおいてとても重要なことだと考えます。

 

目標が見える化したところで、今後目標資産額達成に向け、日々頑張っていこうと思います。

アーリーリタイア(完全リタイアか?セミリタイアか?)

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「リタイアメント」言葉の定義

当ブログの目標とする「アーリーリタイア」ですが、他にも「セミリタイア」という言葉を聞かれたことがあると思います。

その違いや、具体的な定義はあるのでしょうか?少し調べてみました。

アーリーリタイア

アーリーリタイア(早期リタイア)とは、英語の「early retirement」に由来する言葉で訳すると早期退職になります。よって60歳~65歳という通常の定年時期を待たずに仕事を引退することとなります。「アーリー」と付いているように、30~50代の比較的若いうちに退職することを言い、定年間近の退職は通常含まれません。

またリタイア後に仕事をするかどうかも問いません。

セミリタイア

セミリタイアは「セミ」つまり「半分」という意味が含まれている為、半分リタイア、つまり半分は引退しつつも、もう半分は現役で働くというような意味になります。フルタイムの労働を切り上げ、アルバイトやパートで軽い労働をしたり、フリーランス等自分の好きなことで収入を得て、残りを趣味などの時間に費やすといったイメージです。

 以上まとめると

 「アーリーリタイア」は仕事を早期退職し、その後完全に仕事をしなくなることも含む。「セミリタイア」は退職後も緩やかに仕事を続けるといった違いがあります。

 

当ブログでの使い分け

とはいえ、「アーリーリタイア」も「セミリタイア」も広く同一の意味で使われている現状もありますし、個人によって見解が違うこともあるようです。

なので当ブログでは分かりやすく

  • アーリーリタイア・・・早期退職しその後一切の労働を行わないこと
  • セミリタイア・・・・・早期退職後もアルバイトやフリーランス等で好きなことや最低限の労働を行うこと

上記のように定義したいと思います。

 

地味が目指すのはどっち?

私が45歳でのリタイアを目指す一番の理由は労働から解放されたいというものでした。その観点からいくと、私が目指すべきは退職後一切の労働を行わない「アーリーリタイア」の方に思えます。

しかし全く仕事をしないことにはデメリットも多そうです。

思いつく限りでは

  1. 収入源が無くなる為、綿密な資金計画・資産運用が必要
  2. 社会的信用が無くなる(ローンが組めなくなる等)
  3. 社会との繋がりが希薄になる
  4. 仕事を再び始めようと思った際ブランクが生じる
  5. 単純に暇すぎる etc..

 

個人的には最後の「単純に暇すぎる」。これは思った以上に深刻な問題になり得ると思っています。

 

大学時代授業にもあまり出ず(テストさえクリアすれば単位は取得できた)暇を持て余していた時期がありましたが、メンタルに相当マイナスな影響を受けた(鬱傾向)記憶があります。

 

ただ当時は一人暮らしでしたが今は妻もいるので、うまく暇をコントロールすることができれば解決できるかもしれません。

 

しかし仕事というある意味毎日の規則正しいルーティンを失うことは、生活に大きな影響を与えそうです。暇になる為に早期リタイアを目指しているのに矛盾する話ではありますが(笑)

 

また一切の収入を失うということは、リタイア後の支出を全てそれまで貯えた資産でやりくりしなくてはなりません。

 

それには相当な計画性と資産が目減りしていくストレスに耐える精神力が必要です。そして単純に「アーリーリタイア」は「セミリタイア」に比べ、より多くの資産を蓄える必要があり、その分リタイア次期が延びてしまうことになります。

 

以上のことを踏まえると、「セミリタイア」の方が実現に現実味があるように思えます。

 

しかし、全く労働を放棄できる「アーリーリタイア」も捨てがたく、両者共にメリット、デメリットがあると考えます。

 

ブログタイトルにもあるように当初は「アーリーリタイア」を念頭に計画予定でしたが、実際にリタイアされた方の体験談を聞いたりする中で「セミリタイア」という選択肢も浮上してきました。

 

結論地味が「アーリーリタイア」、「セミリタイア」どちらを目指すかは現時点では決めきれません(笑)

 

 ただいずれにせよ目指す方向性は同じなので、今後計画を進めていく中で、ゆっくり選択していきたいと思います。